3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

食べて生きる喜びを思い出す時間

今日は午後にオフの時間を取って、大きな公園の芝生の上で、3時間くらいかけながら、のんびりランチを食べました。

 

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風がふいて、暑すぎず、少し曇り空だけど、お天気のいい平日の午後。

 

噴水から出る水の音、鳥の声、子供たちが踏む草の音、大人たちの笑い声、どこからか聞こえる太鼓の音色、工事の騒音……

そんなたくさんの音に耳をすませつつ、青々とした木々や芝生を眺めながら、お昼ごはん。

 

写真は、海老とアボカドとポテトのサラダ、パクチーとコーンのサラダ、湯葉豆腐の揚げ団子です。これ以外に、プレッツェル(ドイツのパン)もいただきました。

 

やっぱり今でも……パン、トウモロコシ、じゃがいもは糖質量を考えてしまうし、揚げ団子は「つなぎに小麦粉が」とか「揚げ油でカロリーが」とか考えてしまう。

 

そう思うと怖くなって、つい「吐いてなかったことに」と思いかけたけど……

そうしなかったのは、ぼーっとしながら、ゆっくり食べているうち、いろんな「食べる」記憶がよみがえってきたから。

 

「小学生のころ、塾の先生宅の庭にトウモロコシを植えて、実がなるのを毎年楽しみにしていたっけ。あのときのコーン、甘くておいしかったな」

「この湯葉豆腐、ママがいつも作ってくれてたメニューなんだよね。また帰省したときには、作ってもらおう」

「昔から、いも・くり・かぼちゃ系のほくほく食感&まったり味のものが好きだったなぁ。アボカドって子どものころはなかったけど、それに近いもんね」

「ドイツに旅したとき、プレッツェルにハマったっけ。おいしいハムとチーズ、野菜を挟んだだけのサンドイッチが最高だった!」

 

なのに、今では私はそれらを怖がって、憎んで、吐き出してるんだ……

 

なにしてるんだろ、って思いながら、ぼんやり周囲を見てみた。

平日午後2時過ぎ、大きな公園にはいろんな「食べてる人」がいる。

 

アイスを食べながら、おしゃべりに夢中の女性たち。

ホットドッグ!と叫びながら食べてる子ども。

ビール片手に新聞を読みふけるおじさん。

サンドイッチを食べて、遠くを見つめる外国人。

水着で日焼けしながら、スナック菓子をほおばるカップル。

 

もちろん、個々に悩みはあるだろうけど、誰もこんな青空の下、私みたいに「これのカロリーは何キロあって、糖質量がこれだけで、朝にもう何グラム摂っちゃったから、これは半分だけにしなきゃいけない」なんて考えてなさそう(笑)

 

そして、改めて。

食べたいものを食べて、おいしいなあって顔してるのって、

生き物として当たり前のことで、

生きていくうえで、この上なく大事なことなんだなって、

つくづく思ったのでした。

 

今朝、急に「今までこんなに頑張って、ダイエットを”成功”させてきたのに、今から摂食障害を治すために糖質を摂って太らなきゃいけないのって、もったいない。今までの頑張りは、なんだったの? やだやだ、太りたくない、もっと痩せたい」って考えが、頭のなかをぐるぐるしました。

 

だから本当は、ランチを食べることも、高糖質のものを食べることも抵抗があったのだけど、今日どうしても自然のなかで食事がしたくて、とりあえずデパ地下でお惣菜を買ってみた。残してもいい、って思いながら。

 

でも、緑いっぱいの公園で、いい笑顔で食べものをほおばる人を見てるうちに、思ったのです。

 

私が頑張ってきたダイエットの、一体どこが”成功”だったんだ?

食べたい心を押し込めて、自己暗示をかけて、本能が暴れても無視して、飲みたくないのに飲んで酔って、我慢してきたものばかり食べて、食べて、吐いて、自己嫌悪して。

たしかに体重は減ったけど、摂食障害を抱えたダイエットのどこが成功?

 

自分でちょっと笑ってしまいました。

 

成功じゃない。

だから、やり直す。

やり直すために、まず食べよう。

だって、これ、おいしいよ。

 

公園でのゆっくりランチ。お腹いっぱい、おいしくいただきました。こんな気持ちになれたことに、ちょっと涙が出た。

しかもね、時間をかけて満足いくまで食べたから、結局そのあとお腹が空かなくて、夕飯は少しで十分でした。体も心も、ほんと素直です。

 

ちなみにこのあと、夕方から土砂降り(笑)

普段、晴れ女なので、雨に降られることはめったにないのだけど、今日はびしょぬれになりながら帰宅しました。

でも今日の雨は気持ちがよくて。「傘もいいや、雨宿りもしなくていいや」と思って、とことこ歩いて帰宅。

すがすがしい一日でした!

 

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7/4のお食事記録(&「お酒と私」の本音を探る)

◆2017年7月4日のお食事

朝)調整豆乳、カロリーメイト1本

昼)コブサラダ少し、卵サラダ、フォカッチャ1/4個

夜)外食→スモークサーモンのサラダ、にんじんスープ、ホワイトチキンのロースト、ヨーグルトムース

間食)チーズ、ドライいちじく1個

 

今日は、摂食障害をカムアウト済みの友達と外食でした。

私が「お酒を飲むと過食嘔吐する」と知っている友達なので、今夜はしっかりノンアルコール!

前から気になっていた、低糖質メニューのレストランへ行ってきました。

 

www.nodo-diet.com

 

最近ちょっとだけ糖質制限をゆるめた私。

とはいえ、いきなり全開で「パスタもピザも食べるよ~」となるわけない。

 

高糖質食材も、高糖質メニューも……めちゃくちゃ怖い、完全恐怖対象、ホラー映画観るより嫌、見てるだけで緊張します。

昼にフォカッチャ1/4個を食べるのも、ひと苦労(笑)

 

ですので、こういうレストランはしっかり食べて満足感がありつつ、罪悪感も薄いので助かります。

 

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これだけ食べて、トータル糖質量17g! すごい!

 

ゆっくり出てくるコースなので、最後はお腹いっぱいに。

ドリンクは、アルコールフリーのビール1杯とお茶3杯で超シラフ。

  

友達は飲んでましたが、私はお酒飲みたい欲も出てこなくて、いろんな話を楽しみながら、おいしく食事ができました♡

 

それで気づいたのですけど……

もしかして私って、そんなにお酒いらないのかも(笑)

 

昔は確かにお酒が大好きで、心から「飲みたいっ」と思って飲んでた。 

でも「最近は?」と心に問いかけてみると、こんな素直な答えが返ってきました。

 

『うーーん、本当はなくてもいいんだけど、

私はお酒飲むキャラだし、陽気にはなれるし、

飲む友達ばかりだし、私だけシラフだと場が冷めそうだし、

酔えば理性が飛んで、過食嘔吐してもいっかと思えて、

好きなものを満腹になるまで食べられるし……まぁ吐くけど…』

 

素直すぎ(涙)

でもね、これが今の本音でした。

 

なんだ、私まだ人目を気にして、人に合わせて生きてるんだって。

そして「お酒を飲まない私になったら、つまらなくて、みんな誘ってくれなくなっちゃう」とも思ってることに気がついた。

こんな失礼な話ないよね。私の友達はそんな人たちじゃないのに。

 

そして、やっぱり私は本音では、お腹いっぱい食べたいんじゃんって。

今はまだ、心から満足のいく食事ができてないんだ、ってことにも気づきました。糖質制限ゆるめて、満たしてるつもりでも、まだまだ足りてない。

だから、過食嘔吐が嫌だ嫌だと言いながら、自分から(飲みたくなくても)飲んでリミッターを外して「酔っちゃったから」を言い訳に過食しようとしてる。

 

そのことに気づいたのも、今夜シラフだったから。

帰り道、それに気づいて心臓がバクバクしましたが(その本音が怖すぎて)、帰宅してチーズといちじくのおやつを食べたら落ち着きました。

 

だけど、気づけてよかったーーーーーーー。

この本心にはビックリしたけれど、どこか安堵感もあります。

またいつか、心から「飲みたいっ」と思える日までは、しっかりと摂食障害を治すことに集中していきたいと、改めて思いました。

 

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回復への試行錯誤⑤自分を褒める「でかした!」記録

摂食障害になって、私がどれだけ自分を追い込み、自分を責め、自分を認めず、自分に高すぎるハードルを設定しがちな性格なのか、よくよくわかってきました。

 

この病になったのも、私の内なる声が「そろそろ無理な生き方をやめて、心地よく生きてこーよ」って、訴え続けてきた結果なのかも……なんて最近は思います。

過食嘔吐は苦しいけど、これもまた、体と心が気づかせてくれた大事なサインなのかなって。

 

摂食障害を治すために、体にとって必要な栄養成分で、体と心を満たす!

……というのは最近、取り入れていますが、もうひとつ。

「自分を褒める」言葉をかけることも、心を満たす(結果的に体も満たされる)ために大事な要素だなと思います。

 

 

人に褒められるのは、もちろん嬉しい。

だけど、自分が自分を認められていないと、褒められても「ほんとですかぁ?」って半信半疑で、ちっとも嬉しくない。

吐くことでキープしている体型を褒められても、なんだか嘘ついてるような心苦しさがあって、素直に喜べないようにね。

 

私は、私を「でかした!」って素直に思えて、そのことを人に褒められたら嬉しいと思う。

というか、自分のこと「やるじゃん」「いい感じじゃん」って思っていたら、別に人に褒めてもらわなくてもいいや。

そしたら、どんな体型・どんな病気の私でも「悪くないな」って思える気がする。

 

最近、自然とそう思うようになってきました。

 

ただ、今こんな高低差の激しいメンタルで、高すぎるハードルを設定しても、全然飛び越えられそうもないから(笑)

 

超低いハードルを超えられるたびに「心身ともにダウンしている今、こんなことができたなんて偉いじゃん!」と、こつこつ褒めることにしました。

 

こう考えるに至るまでには、この優しい本↓がヒントとなりました。

 

というわけで、最近の「でかした!」記録はこんな感じ。

 

●出しっぱなしにしていた、冬のブーツを片付けた

●しまいっぱなしにしていた、夏のサンダルを出した

●間違えて2枚購入してしまった、ワンピースの1着を返品した

摂食障害の専門書で、母に読んでほしい箇所をコピーした

●体重計を取り出しにくい場所に片づけた(しばらく乗らない)

●英語の再勉強用に素敵なノートを買った

●ポプリをいただいたお返しの紅茶&お手紙を用意した

●険悪な雰囲気になってたダンス仲間と笑顔で話せた

●お腹が満たされたと思ったら箸を置き、残りを冷蔵庫にストックできた

過食嘔吐した翌朝も凹みすぎず、改善点を探すほうに意識を向けられた

 

ハードル、激低ですけど……いいんです!!

「前々からやろうと思ってたけど、摂食障害を自覚して以降、いろいろ手につかなくなって、ほったらかしてたこと」を、少しずつ片付けています。

 

「あれもこれもできてない」ことよりも

「でも、これくらいはできたんだから、偉いじゃん」を大切に。

 

毎日こんなにポジティブではいられないけど(笑)

ちょっとずつ自分を信じられるようになれば、「食べること、そして生きること」に対する意識が変わっていくはずだと信じています。

 

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7/3のお食事記録(&大好きなサラダ屋さん紹介)

◆2017年7月3日のお食事

朝)調整豆乳

昼)シーザーサラダ(ロメインレタス、グリルドチキン、アボカド、ゆで卵入り)、もち麦おにぎり半分

夜)コブサラダ半分(ロメインレタスケイジャンチキン、ベーコン、大豆、アボカド、ゆで卵)、カロリーメイト1本

間食)スペインチーズ、ドライいちじく

 

昨日はお食事記録をサボりました。

それもこれも、昨日は(またしても)つい飲みすぎて過食衝動に見舞われ、過食嘔吐をやらかしたのですが、それを書いたら自己嫌悪モードまっしぐらになる気がしたので……

やめました(笑)

 

心地よくないことは、無理にやらない。

 

朝起きて「昨日もやらかした記録」をつけると、やっぱり凹んでしまう。

でも今朝、それをやめたので、起きてから一瞬落ち込みかけたものの、むしろ「ほら、こんな暗い気分になるのだから、やはりお酒は控えよう」と決意を新たにできました。結果オーライです。

 

今日は体が生野菜を欲していたので、良質でおいしいサラダを2種類、いただきました。

お肉や卵も入っているボリュームのあるサラダで、お腹いっぱい♡

 

私はここ↓のサラダが大大大好きで、このお店に出会ってからは、ほかでサラダを食べなくなったほどの偏愛・溺愛ぶりです(笑)

www.salad.co.jp

 

少しだけど、主食のもち麦ごはんもいただきました。

大好きなスペイン産チーズ(赤ワインで洗った山羊ミルクのハードチーズ)とドライいちじくのおやつで、幸せな気持ち。

 

ちなみに「半分」というのが多いのは、今しっかり「満腹感を確認しながら食べる」ことを覚えようとしているから。

ゆっくり食べて「あ、もうお腹いっぱい」と思ったら、もったいなくても、そこでやめる!(大体は保存容器に移して、翌日いただきます~)

 

しっかり食べて、満足、満足。

 

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3回目の診察@心療内科/変なポーズでネガティブ思考!?

先日は心療内科、3回目の診察でした。

 

前日に過食嘔吐して、その朝にひどい腹痛に見舞われ、さらに謎の発疹も出ていて、精神的にも肉体的にもボロボロに落ち込んでいた私。

「夕方に診察とセラピーがある」ことだけが心の支えでした。

 

ずどーんと落ち込んだ暗い気分のまま、先生のもとへ。

当然、背中は丸まって声も暗く、ため息ばかりで「またやってしまいました…治らないです…」と告げ、どんより。

 

そんな私に、先生は「ちょっと、これやってみましょう」と提案してくれました。

 

両手でダブルピースサインをしたら、そのまま左手を斜め上にまっすぐに伸ばします。右手もピースしたまま、口元につける。左目で左手のピースを見ながら、右のピースを顔につけたまま、左右のピースサインが重なる位置まで右手を移動させる。

 

相当、へんてこなポーズです。

左手は斜め上に向けてピース、右手は鼻の下あたりでピース、顔は自然と上向き。

 

そして先生は言いました。

「このポーズで、ネガティブ思考ってできますか? 『あ~、私また過食しちゃったなぁ、なんてダメなんだろう、また吐いちゃってどうしよう』って言えます?」

 

笑っちゃって、全然言えません(笑)

言おうと思っても、こんな変なポーズだと暗い言葉が出てこない。

 

さらに、先生が提案してくれたのはこれ。

 

友達とカラオケに来ていることを想像する。相手は気の置けない友人で、たとえば「この曲、サビしか知らないけど入れてみよう」とか「かなりマニアックで誰も知らない曲だけど、好きに入れちゃえ」と、好き放題に歌えるほどの親友。そんな人たちと一緒にいるカラオケで、友達が歌っているときに、どんな感じでノってるかをイメージしてみる。

 

私の場合は、手拍子しながら体を揺らすかなぁと思ったので、そうしてみました。

 

そうすると、先生は言いました。

「いいですね、手拍子しながらノリますよね。その状態で、またネガティブなこと、言えますか?」

 

言えません……

言おうと思っても、まるでコントみたいで、バカみたいに思えてきます。

ノリノリで「なんで私、摂食障害になっちゃったんだろう。でも太りたくないし、太った私なんてダメだし、だけど吐いてる自分はもっと嫌いだし、ツライツライ」って……本当に無理(笑)

 

先生は笑顔で「ね、人の頭なんて、体の使い方ひとつで、いくらでも切り替わるんですよ。そんなもんなんですよ」と言いました。

 

気持ちを一瞬で切り替える方法、

それは、体の使い方(ポーズや動き)ひとつで、いくらでも切り替わる

背中を丸めて考えつづけている限り、切り替わりようがない。

 

このことを学んで、私の心はかなり楽になりました。

私を追い込んでいるのは、私自身。

過食衝動に駆られると自分がコントロールできなくて、どんどん自分が信じられなくなって、自分が嫌いになっていったけど、こんなポーズや動きひとつで、私の思考は簡単に切り替わるんだ!!

そう思えたら自信がついてきました。

 

過食嘔吐をするたび、自分への不信感が高まると「どうせ治らない」「長年かかるんだ」ってあきらめてしまいがち。

でも、自分のことを信じてあげようと思ったら、少しずつ「きっと治る」「時間がかかっても大丈夫」って思えるようになってきた。

 

大きな、大きな一歩です。

 

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7/1のお食事記録

◆2017年7月1日のお食事

朝)カロリーメイト2本、調製豆乳

昼)ローストビーフ2切れ

夜)外食→フレンチ(帆立のグリル、海老のキッシュ、海老とホワイトアスパラのソテー、サーモンと野菜のグリル、鴨のロースト)、白ワイン

過食)フィッシュ&チップス、りんごクリームパン、レモンクリームパイ  ※代償行為あり

 

はい、過食嘔吐でした……が、昨日はビックリなほど、ほんの少しの過食でした。

 

普通の人からしたら「ただの過食じゃん」って感じだと思いますが、代償行為のある過食症にとっては驚くほど、ちょっぴりな量…なんです。

 

もはや、吐かなくていいのでは、と思いましたが、甘い菓子パンと揚げものに対する後悔の念は強烈(汗)

このまま寝たら、翌朝かえって凹みそうだったので、潔くやってしまいました。

 

またしても、お酒を飲んだ後なのですが、それでもシラフは保ってました!

普段の半分くらい(グラス2〜3杯)しか飲んでいない自分が奇跡です。

しかも、飲んだ後なのに、こんな少しの過食量で満足だなんて…なかなか悪くない、むしろ偉いと思います(笑)

 

今はこうして「でかした!」「よくやった!」って点のみにフォーカスしたい。

 

ちなみに「お酒をやめる」宣言をしたのに少し飲んでるのには理由があって。

心療内科で「摂食障害だからこうする」という、病気ありきの行動はしなくていいとのアドバイスがありました。

 

でもやっぱりやめたいから「無理やり完璧にやめない、でも確実に量を減らす」と自分で決めたからです。

 

それについては、また改めて!

 

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「気が晴れる」ってこういうこと!

最近、楽しめなくてサボりまくっているダンスのお稽古。

土日はリハーサルががっつり入っているので、今日もしぶしぶ重い体を引きずって(気乗りしないから)行ってきました。

 

8月末に舞台があって、そのリハーサル。

3演目も踊ることになっていて、どの演目も好きなのだけど、この1ヶ月は積極的に「頑張ろう」ってスイッチが入らなかった。

 

なぜなら、この1ヶ月は激動で、摂食障害を自覚して、ほかのことよりなにより、自分の病気について知ること&治すための試行錯誤で一杯一杯だったから。

しかもその間も過食嘔吐は続いてて、夜中にそうなるたびに、翌日の落ち込みがひどくなっていき、レッスンどころじゃなかった。

 

あんなに大好きだったお稽古に行くのが辛くて、嫌で、やめたくて。

こんな私(糖質制限をゆるめたから、これから太っていく私)がダンスを踊って、なんの意味や目的があるんだろうって、全部わからなくなっちゃって。

 

今はストレスがかからないように「そんなネガティヴな自分も許す」って決めていたけど、リハに行くたびに筋力&体力が落ちて、踊れなくなっていくこももまたストレスで。

 

今朝も「もう踊るのやめたい」モード全開で、レッスン行きたくなくて、結局少し遅れてリハーサルから行きました。

 

でもね………

リハーサルが終わって、ふと思ったのは「ああ、踊るのって楽しいなぁ」ってこと(涙)

そして「そういえば私、こんなに『食べること』や『病気のこと』について考えていない時間、最近なかったな」ってことでした。

 

端的に言うと「気が晴れた!」って思ったんです。

 

踊っている間、振付を覚えたり、踊りにくいところを調整したり、一緒に踊る仲間と相談したり…すごく集中していて、体も頭もよく使います。

その間「はぁ、なんで私って吐いちゃうんだろう」とか「ふぅ、こんな病気になってどうしたらいいんだろう」とか「あぁ、食べちゃいけないのにアレとコレが食べたいよ、でも我慢しなきゃ」とか…そんなこと考える余地がない。

 

思い返すと、今までみたいに平日レッスンに行かなくなって、その時間を何に使っていたかというと「病気について思い悩む」こと。

仕事場が家なので、仕事中も病気のことを考えて集中できず、外に出てお茶飲んでても病気の専門書を読み、人と食事していても過食嘔吐を恐れてビクビク……。

 

もちろん、病気について知ることも、克服方法を考えるのも大事。

でも「そればっかり」じゃ、気が晴れる瞬間がまったくないよね。

むしろ自分から、気を重くさせている。

 

そのことに気づきました。

そしたら、ようやく「踊るのが楽しい」という気持ちがよみがえってきた。これは本当に久しぶりの感覚で、とても嬉しい!

サボった分、本番まで日数がないのにヤバイという焦りもありますが(笑)

 

もちろん、これからもまだ気分のアップダウンはあると思う。

でも、ちょっとだけ頑張ってレッスンに行くようにしたら、「気が晴れる時間」が増えて、気持ちが明るくなるんじゃないか。

無理なく「よし、頑張ろう」って思える瞬間が増えること…これは自信につながる気がします。

 

鏡で太ももとか、背中のお肉とか見るのは辛いですけどね(汗)

それでもいいやって思えるほど、今日の「気が晴れた」って感覚は心地よかったです。

 

コツコツコツコツ。

落ちた筋力&体力を取り戻すと同時に、晴れやかな心を取り戻していけたら。

今はただ、踊りたい! 踊りたい! 踊りたいです。

 

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