3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

「まだらな私」でいいかもしれない!

摂食障害を治すために一目散に頑張りすぎて、ちょっと疲れてダウンしておりました。

でも、ダウンした心を回復させる方法もわからなくて、数日かなり苦しかった。

 

だんだん「自分に優しくって、どうすればいいの?」とか「自分を甘やかすことと、怠惰になることは何が違うの?」みたいな、根本的なところにも迷いが出て、頭の中は大混乱。

 

こんなときは、無理に感情を言語化しても、おかしな方向に突き進みそうだったから、ブログ更新も控えました。

 

数日、気持ちに蓋をせずにいようと思って、心地いいなと感じる場所に行き、完全に流れに身を任せて過ごしてみました。

 

そしたら……不思議なのですが、ふと「もう否定することをやめたい」と思う瞬間がありました。

 

これまでさんざん自分を否定し、自分をだまし、自分を殺して生きてきたから、それはもうやめようって。

私のいいところも悪いところも、私の身に起きるいいことも悪いことも、どれも否定しないでまるごと受け止めてみたくなった。

だって今でもう十分に厄介な状態なんだもの。これ以上、悪くなりようはないから、いったん全部を肯定的に受け止めてしまおうって。

 

そしたら、どんどん心がオープンになっていって、多少のことは「まぁそれもありかな」って受け入れられるようになってきて。

少し前に書きましたが「引き寄せてる感覚」がますます強まり、この数日で驚くほど、たくさんの嬉しい出会いがありました。

 

過食嘔吐は続いてるけど、心が開いて素直になってるから、いろんなことがどんどん流れ込んできてる感じ。

だから、過食嘔吐しても「こんな私だけど、そう悪くもない」って思えるようになってきた。

 

太りたくない、痩せてないと認められない、って思ってしまう価値観があるのも、本当の私。

自分にたくさんダメ出しして、弱い私を受け止めてあげられなかったのも、本当の私。

 

だけど、ちょっとずつ変わってきて、こんなにオープンな心になれたのも、本当の私。

たくさんの「今の私に必要な人、言葉、体験」を引き寄せられているのも、本当の私。

 

私は真っ黒じゃないし、グレーでもない。もちろん、純白でもない。

まだらで、いいんだなって思った。黒も白もある、ほかの色もところどころ混ざってる。

 

その「まだら」さが人間の個性であり、魅力なのかなと思うし、私は今までカッコつけて白い部分ばかりを人に見せてきたけど、これからは「まだらな私」を見てほしいって思ったんです。

 

生まれて初めて、そう思ったら、どんどん流れが変わってきた。

正直な人が周りに集まり出して、正直な私をそのまま受け止めてくれて、その私に必要なことが流れ込んできてる。

 

面白いものだなぁ、とビックリ。

気持ちひとつでこんなに変わるんだって。

そして、気持ちひとつで変わるなら、私はきっと摂食障害と向き合っていけるし、いつか克服できると思う。

 

そんなふうに、自分を信じられる気持ちがわき上がってきました。

 

まだまだ浮き沈みはあると思うけれど、今の私を愛しながら生きていきたいです。

 

そうそう。

ダウンしている最中に「摂食障害で落ち込んだ心を癒す書籍ボックス」を作りました!

 

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摂食障害の関連本もあれば、食べることや生きることの喜びや必要性を語った本もあるし、考え方の癖を正してくれる本もあり、瞑想で心を落ち着けるための本もあれば、改めて正しいダイエットを探るために必要な本もある。

 

未読のものもあるけど、すでにもう何度も読み直してボロボロになりかけている本も。

 

ちなみに、私には「痩せたい心をなくそう」「太る覚悟をしよう」と思うことがけっこうストレスになったので(笑)

糖質量は少し増やしつつも、ダイエットや健康の本を読んでほかにできることを探ることも、心の安定につながるなと感じています。

 

お守りのような書籍たち。

これもまた、たくさんの偶然によって探し当て、私のもとに引き寄せられた本ばかり。

 

このボックスは、当分は手放せません。

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