「治療のための糖質解除」がストレスになっていた!
このところ、自分の心に向き合う時間を優先して過ごしていました。
書きたいことは盛りだくさんで、書こうとすると膨大な時間が必要になりそうなので、ブログはお休みしてました(笑)
取り急ぎ、ご報告。
私はずっと、自分の過食スイッチが入るタイミングがわかりませんでした。
アルコールが入ったときは、ほぼ確実…というのはわかっていたけれど、ほとんどシラフのときに過食嘔吐するときもあり、いまいち傾向がつかめなくて。
だんだん「どうやら酔い具合の問題ではなさそうだ」とわかってきましたが、これといったストレス要因も見当たらない……
もちろん日々、さまざまなストレスには晒されてますが、幸運なことに最近かなりストレス解消ができていて、あんまり「人間関係で辛い」という想いもない。
栄養不足(糖質不足)は確実に一要因で、糖質摂取量を増やしたら、明らかに過食時に食べる量は減りました。
が、少ない量とはいえ「満腹なのに余計なものをわざわざ食べて吐く」という、微妙な過食嘔吐がどうしても治らない。
それでもう開き直って
「過食嘔吐してもいい!!」
という前提で過ごしてみました。
開き直ってみたら、どうなるのかなって実験。
そしたら、ようやく傾向が見えてきました!
(その間、ほぼ毎日のように過食嘔吐が激化して恐怖で怯えながら、でしたが…)
夜、アルコールが入ると理性が吹っ飛び、帰り道にコンビニに寄って過食する
↓
というのが今までの理解でしたが
↓
夜、アルコールが入り、理性がゆるんだときにパスタやお米を食べると、もう「どうせ吐くんだし」と開き直って、帰り道にコンビニに寄って過食する
↓
という回路であることに気づきました。
つまり「夜の糖質」がどうしても自分に許せない。
最近ずっと頑張って、摂食障害を治す(=栄養不足を解消する)ために、糖質への恐怖心と闘ってきました。
少しずつ糖質量を増やし、玄米とかもち麦ごはんとか食べるようにしてきたのですが…
私の「糖質は敵」思考、なんて強固なんでしょう!!
昼はいいんです。
昼であれば、そのあと動くから、少しくらい糖質が多くても吐かない。
昼に吐いた回数は、そんなに多くありません。
でも、夜はどうしてもダメみたい。
「糖質を摂らなきゃ」と頑張っていたのが裏目に出て、夜に糖質を摂るとビックリするほど過食嘔吐の頻度が上がってしまう(汗)
そもそも、糖質と「闘う」というマインド。
体重計には乗っていませんが、明らかに太り始めていて、それも怖い。
だけどもう摂食障害を治したいから、半ば無理やり糖質を摂ってる状態。
つまり……
今や「治療のつもりだった糖質摂取がストレス要因」になっていたんです。
治すために糖質を摂取しようと頑張っていたのに、いつの間にか糖質を摂ることがストレスになってた!!
そのことにようやく気づきました。
アルコールで理性がゆるんだとき、
夜なのに糖質こんなに摂ってしまった
↓
全部出さなきゃいけない、太ってしまう
↓
どうせなら甘いもの食べてから全吐きしよう
という思考回路になってしまう。
もはや「酔ってるかどうか」はあまり関係なくて、夜の糖質=罪の意識が強すぎて、夜に摂取すると絶対吐いてしまう。
これが見えてきたら、パーっと目の前が開けました。
●朝と昼は、治療のために糖質を摂取しよう(実際に、体に入れる糖質量を増やしたら、過食時に食べる量が減ったので、これは大事なことだと感じています)
●夜は、かつてのように「きっちり糖質制限してもいい」ことにしよう
(糖質解除がストレスになるくらいなら、夜は思う存分、やりたいように「完璧にセーブ」したほうがノンストレスです)
たぶんこれは摂食障害の専門家からすれば「根本的な解決になってない」と思います。
でも、自覚してまだ3ヶ月目の私には、いきなり「もっと糖質を摂れ、もっと米や小麦を食べろ」ということ自体がストレス。
なので無理はせず、ハードルを下げて
朝昼は少しくらい糖質摂る、夜は糖質15g未満まで抑える、
という、二面性のある生活をしていこうと思います。
そう思うとちょっと気が楽になりました(笑)
友達との食事も、なるべくランチでお願いしてみたりして。
とはいえ、外食の多い生活なので、全部の約束をランチにするのは無理。
そんなときに「過食嘔吐しても、くよくよしない」こと。
難しいことだけれど……「まぁ、吐いてしまうけど、絶対にいいほうに向かってるんだから、そんな自分を褒めよう」と思うようにしたら、前ほど撃沈しなくなりました。
いまだに三歩進んで二歩下がってます。
でも一歩は進んでる。これは絶対!
恐怖心に向き合って、心を開けるようになった私のこと、前より好きになってきました。
自分を信じて、ゆっくり進みます。