3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

回復への試行錯誤⑤自分を褒める「でかした!」記録

摂食障害になって、私がどれだけ自分を追い込み、自分を責め、自分を認めず、自分に高すぎるハードルを設定しがちな性格なのか、よくよくわかってきました。

 

この病になったのも、私の内なる声が「そろそろ無理な生き方をやめて、心地よく生きてこーよ」って、訴え続けてきた結果なのかも……なんて最近は思います。

過食嘔吐は苦しいけど、これもまた、体と心が気づかせてくれた大事なサインなのかなって。

 

摂食障害を治すために、体にとって必要な栄養成分で、体と心を満たす!

……というのは最近、取り入れていますが、もうひとつ。

「自分を褒める」言葉をかけることも、心を満たす(結果的に体も満たされる)ために大事な要素だなと思います。

 

 

人に褒められるのは、もちろん嬉しい。

だけど、自分が自分を認められていないと、褒められても「ほんとですかぁ?」って半信半疑で、ちっとも嬉しくない。

吐くことでキープしている体型を褒められても、なんだか嘘ついてるような心苦しさがあって、素直に喜べないようにね。

 

私は、私を「でかした!」って素直に思えて、そのことを人に褒められたら嬉しいと思う。

というか、自分のこと「やるじゃん」「いい感じじゃん」って思っていたら、別に人に褒めてもらわなくてもいいや。

そしたら、どんな体型・どんな病気の私でも「悪くないな」って思える気がする。

 

最近、自然とそう思うようになってきました。

 

ただ、今こんな高低差の激しいメンタルで、高すぎるハードルを設定しても、全然飛び越えられそうもないから(笑)

 

超低いハードルを超えられるたびに「心身ともにダウンしている今、こんなことができたなんて偉いじゃん!」と、こつこつ褒めることにしました。

 

こう考えるに至るまでには、この優しい本↓がヒントとなりました。

 

というわけで、最近の「でかした!」記録はこんな感じ。

 

●出しっぱなしにしていた、冬のブーツを片付けた

●しまいっぱなしにしていた、夏のサンダルを出した

●間違えて2枚購入してしまった、ワンピースの1着を返品した

摂食障害の専門書で、母に読んでほしい箇所をコピーした

●体重計を取り出しにくい場所に片づけた(しばらく乗らない)

●英語の再勉強用に素敵なノートを買った

●ポプリをいただいたお返しの紅茶&お手紙を用意した

●険悪な雰囲気になってたダンス仲間と笑顔で話せた

●お腹が満たされたと思ったら箸を置き、残りを冷蔵庫にストックできた

過食嘔吐した翌朝も凹みすぎず、改善点を探すほうに意識を向けられた

 

ハードル、激低ですけど……いいんです!!

「前々からやろうと思ってたけど、摂食障害を自覚して以降、いろいろ手につかなくなって、ほったらかしてたこと」を、少しずつ片付けています。

 

「あれもこれもできてない」ことよりも

「でも、これくらいはできたんだから、偉いじゃん」を大切に。

 

毎日こんなにポジティブではいられないけど(笑)

ちょっとずつ自分を信じられるようになれば、「食べること、そして生きること」に対する意識が変わっていくはずだと信じています。

 

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