3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

人気モデルが摂食障害を告白

インスタで人気のモデル、アレクシス・レンが摂食障害を告白したそうです。

 

www.elle.co.jp

 

記事を読む限りでは、拒食症になっていたのかな…と。

 

お母様の死によるストレス、エージェントから太ったことを指摘されたストレス、初めてダイエットをしたストレス、有名な恋人を優先させてしまうストレス、旅ばかりの不安定な生活へのストレス。

あらゆるストレスから目をつぶり、食事を拒否することでギリギリの気持ちを保っていたであろうことが、以下の言葉からわかります。

 

「この時期の自己評価は最悪だったわ。食事とトレーニングをコントロールすることでしか安心を得られなかったの。食べると罪悪感を覚えて、食べたくなくなる。どんどん食べる量が少なくなっていったし食べ物が怖かった。周りのみんなは『アレクシス、いったいどうしたの』って感じだったわね。でも、SNSのみんなが私を好きでいてくれるのはこの体だから、と思っていたの」

 

「痩せた体でないと好きでいてもらえない」

「太ってしまったら私には価値がなくなる」

そんなふうに思ってしまう気持ち、よくわかります……。

 

摂食障害を自覚したばかりのころ、セッションをお願いしたアドバイザーの方から

「モデルや芸能人はもちろん、医者とかトレーナーとか栄養士とかエステティシャンとか、美や健康のスペシャリストとして暮らしている人で、実は摂食障害というケースは意外に多い」

と言われたことがあります。

 

私自身も、食と健康、美容にかかわる仕事をしていて、とくに糖質制限については専門的に学んできたので、常に「発信者として成功していなくてはいけない」と思い込んで、後に引けなくなってしまった。

 

私は、人前で体をさらすことは少ないけれど、それでもかなりのプレッシャーを感じてきたので……

モデルを職業にしているアレクシスが、鏡やカメラの前に毎日立ち、自分の体を眺め、太って周囲から「価値がない」と言われてしまう恐怖と、どれほど闘い続けただろうと想像すると、胸が痛くなります。

 

でもこうしてカムアウトして、今では健康的にモデル体型をキープしているようなので、ホッとひと安心。

 

摂食障害にかかるのは10代や20代と、若い人がとても多いので、まだ20歳の彼女が勇気を出して告白したのは、とても意味のあること。

最後のメッセージの力強さに、私も励まされました。

 

もし幸せな気持ちじゃなければ体だって幸せそうには見えないし、あなた自身も幸せになれないわ。『大丈夫』じゃなくても、大丈夫。あなたの体は気持ちに反応するのだから、普段どう感じているかを大切にして 

 

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