3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

肥満の元・ストレスホルモン「コルチゾール」

慢性的なストレスがあることで増えるホルモン「コルチゾール」。

これが増加すると、脂肪がたまりやすくなる(筋肉を脂肪に置き換えてしまう)ことで知られています。

筋肉不足で代謝が下がり、どんどん太りやすい体質に……。

 

そもそも摂食障害になった原因にはストレスがあり

(ダイエットによるストレス+人間関係などのストレス)、

治すために「体に優しい食事をしなきゃ」と頑張らないといけず、

食べるたびに「太ってしまうのでは」という恐怖心と闘い、

吐くたびに「また自分を痛めつけてしまった」と自己嫌悪になる。

 

摂食障害である、という事実を突きつけられるたびにストレスは増し、コルチゾールは増えるいっぽう。

 

こんな記事を見つけました。

 

womenshealth-jp.com

 

こんな文章が載っています。

 

「毎日人は自分の体を批判し、思いやりのない言葉をかけるよね」とデイビッド。「あなたのゴールは幸せなのに、それを達成するまでの道のりが自己嫌悪に溢れていたら、ゴールには一生辿り着けないよ」

 

 

自分の体を愛したい。

鏡を見るたびに、自分の体にダメ出しするのをやめたい。

お腹やお尻、太もものお肉をつまんでため息つくのをやめたい。

細い友達の体と見比べて、羨ましいと思うのをやめたい。

欠点の多い体でも「これも私だからいっか」と思えるようになりたい。

 

でもやっぱり今はまだ……

痩せている体の私が好きだって思ってしまう。

体が軽いほうがダンスは踊りやすいし、衣装だって似合ってくる。

洋服を買いに行って「細いから、やっぱり似合いますね」って言われると嬉しい。

 

だけど「痩せたいっていう意識を変えて、太い自分を愛さなきゃ」

って無理やり思うこと自体がストレスになり、コルチゾールが増えてしまうくらいなら(だって痩せたい気持ちをゼロにするのはたぶん無理)。

その気持ちがある前提で、今の自分を受け入れて、そのうえで「焦らず、ちょっとずつ理想(現実的なウェイト)に近づこう」と思うくらいで、今はいいのかも。

 

体重もそう。摂食障害の克服もそう。

急にものすごい理想を目指して邁進するんじゃなくて、

牛歩でいいから、後退してもいいから、ちょっとずつ進めていくこと。

「きっといつかは」くらいの気持ちで、生きていきたいな。

 

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