肥満の元・ストレスホルモン「コルチゾール」
慢性的なストレスがあることで増えるホルモン「コルチゾール」。
これが増加すると、脂肪がたまりやすくなる(筋肉を脂肪に置き換えてしまう)ことで知られています。
筋肉不足で代謝が下がり、どんどん太りやすい体質に……。
(ダイエットによるストレス+人間関係などのストレス)、
治すために「体に優しい食事をしなきゃ」と頑張らないといけず、
食べるたびに「太ってしまうのでは」という恐怖心と闘い、
吐くたびに「また自分を痛めつけてしまった」と自己嫌悪になる。
摂食障害である、という事実を突きつけられるたびにストレスは増し、コルチゾールは増えるいっぽう。
こんな記事を見つけました。
こんな文章が載っています。
「毎日人は自分の体を批判し、思いやりのない言葉をかけるよね」とデイビッド。「あなたのゴールは幸せなのに、それを達成するまでの道のりが自己嫌悪に溢れていたら、ゴールには一生辿り着けないよ」
自分の体を愛したい。
鏡を見るたびに、自分の体にダメ出しするのをやめたい。
お腹やお尻、太もものお肉をつまんでため息つくのをやめたい。
細い友達の体と見比べて、羨ましいと思うのをやめたい。
欠点の多い体でも「これも私だからいっか」と思えるようになりたい。
でもやっぱり今はまだ……
痩せている体の私が好きだって思ってしまう。
体が軽いほうがダンスは踊りやすいし、衣装だって似合ってくる。
洋服を買いに行って「細いから、やっぱり似合いますね」って言われると嬉しい。
だけど「痩せたいっていう意識を変えて、太い自分を愛さなきゃ」
って無理やり思うこと自体がストレスになり、コルチゾールが増えてしまうくらいなら(だって痩せたい気持ちをゼロにするのはたぶん無理)。
その気持ちがある前提で、今の自分を受け入れて、そのうえで「焦らず、ちょっとずつ理想(現実的なウェイト)に近づこう」と思うくらいで、今はいいのかも。
体重もそう。摂食障害の克服もそう。
急にものすごい理想を目指して邁進するんじゃなくて、
牛歩でいいから、後退してもいいから、ちょっとずつ進めていくこと。
「きっといつかは」くらいの気持ちで、生きていきたいな。