「気が晴れる」ってこういうこと!
最近、楽しめなくてサボりまくっているダンスのお稽古。
土日はリハーサルががっつり入っているので、今日もしぶしぶ重い体を引きずって(気乗りしないから)行ってきました。
8月末に舞台があって、そのリハーサル。
3演目も踊ることになっていて、どの演目も好きなのだけど、この1ヶ月は積極的に「頑張ろう」ってスイッチが入らなかった。
なぜなら、この1ヶ月は激動で、摂食障害を自覚して、ほかのことよりなにより、自分の病気について知ること&治すための試行錯誤で一杯一杯だったから。
しかもその間も過食嘔吐は続いてて、夜中にそうなるたびに、翌日の落ち込みがひどくなっていき、レッスンどころじゃなかった。
あんなに大好きだったお稽古に行くのが辛くて、嫌で、やめたくて。
こんな私(糖質制限をゆるめたから、これから太っていく私)がダンスを踊って、なんの意味や目的があるんだろうって、全部わからなくなっちゃって。
今はストレスがかからないように「そんなネガティヴな自分も許す」って決めていたけど、リハに行くたびに筋力&体力が落ちて、踊れなくなっていくこももまたストレスで。
今朝も「もう踊るのやめたい」モード全開で、レッスン行きたくなくて、結局少し遅れてリハーサルから行きました。
でもね………
リハーサルが終わって、ふと思ったのは「ああ、踊るのって楽しいなぁ」ってこと(涙)
そして「そういえば私、こんなに『食べること』や『病気のこと』について考えていない時間、最近なかったな」ってことでした。
端的に言うと「気が晴れた!」って思ったんです。
踊っている間、振付を覚えたり、踊りにくいところを調整したり、一緒に踊る仲間と相談したり…すごく集中していて、体も頭もよく使います。
その間「はぁ、なんで私って吐いちゃうんだろう」とか「ふぅ、こんな病気になってどうしたらいいんだろう」とか「あぁ、食べちゃいけないのにアレとコレが食べたいよ、でも我慢しなきゃ」とか…そんなこと考える余地がない。
思い返すと、今までみたいに平日レッスンに行かなくなって、その時間を何に使っていたかというと「病気について思い悩む」こと。
仕事場が家なので、仕事中も病気のことを考えて集中できず、外に出てお茶飲んでても病気の専門書を読み、人と食事していても過食嘔吐を恐れてビクビク……。
もちろん、病気について知ることも、克服方法を考えるのも大事。
でも「そればっかり」じゃ、気が晴れる瞬間がまったくないよね。
むしろ自分から、気を重くさせている。
そのことに気づきました。
そしたら、ようやく「踊るのが楽しい」という気持ちがよみがえってきた。これは本当に久しぶりの感覚で、とても嬉しい!
サボった分、本番まで日数がないのにヤバイという焦りもありますが(笑)
もちろん、これからもまだ気分のアップダウンはあると思う。
でも、ちょっとだけ頑張ってレッスンに行くようにしたら、「気が晴れる時間」が増えて、気持ちが明るくなるんじゃないか。
無理なく「よし、頑張ろう」って思える瞬間が増えること…これは自信につながる気がします。
鏡で太ももとか、背中のお肉とか見るのは辛いですけどね(汗)
それでもいいやって思えるほど、今日の「気が晴れた」って感覚は心地よかったです。
コツコツコツコツ。
落ちた筋力&体力を取り戻すと同時に、晴れやかな心を取り戻していけたら。
今はただ、踊りたい! 踊りたい! 踊りたいです。