3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

回復への試行錯誤③少し先の未来を想う

過食嘔吐した翌日は、いつもかなり抑うつ状態ですが、

過食嘔吐しないで済んだ翌日は、前向きで明るい気分で過ごせます。

とっても極端……病気に振り回されてるな、と改めて思い知ります。

 

今日は「少し先の未来」について、考えてみました。

先日、心療内科の先生に言われたことが、ちょっと頭に残っていたのです。

 

※診察時の詳細はこちらです ↓

keyonadiet.hatenablog.com

 

このときは「本当に送りたい毎日」という、日常の姿について考えることがテーマだったのですが、今日はもう少しビッグイベントについて考えてみました。

 

私は旅が好きで、普段はけっこうアクティブに歩き回る旅をします。

都会が好きなので、都市に長めに滞在して、そこを起点に周辺の街をめぐるような旅。

 

でも今「どんな旅がしたい?」と自分に問いかけたら、その答えは「なにもせずに、のんびりとリラックスできる旅」でした。

 

ハワイとか、バリ島とか、沖縄とかね……南国が希望!

そういう「いかにもバカンス」な旅のイメージがわいてきました。

 

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10年くらい前、家族でハワイに行ったときに撮影した写真です。

 

これを見ながら、父と「お腹いっぱいで苦しい~」と言いながらハンバーガーを分け合っり、南国らしい甘いカクテルを飲んだり、母とアイスをなめながら歩いたりしたことを思い出しました。

 

ハワイでも「昨夜は過食嘔吐したから、体調も気分も最悪」と言って過ごしたいか?

答えはもちろん、ノーです。

ハワイでも「絶対太れないから食べちゃダメ!!」と、食べものを怖がって過ごしたいか?

この答えももちろん、ノーです。

ハワイでも「こんなに食べてしまって、どうしよう」と焦って、夜中に吐きまくりたいか?

これももちろん、ノーですね。

 

太りたくない気持ちは変わらない。痩せたい気持ちもなくならない。

それは昔から同じだったと思うんです。

でも「帰国したら頑張ればいいから、旅先だし少しくらい食べちゃおう♪」って、明るく考えて(しかも実際すぐ体重は戻せてた)、旅先ならではの食を楽しんでた。

 

おいしい食事とお酒を前に、いい笑顔をしていた私。

心の底から「楽しいな、おいしいな、くつろげるな」と思っていた私。

 

しばらく仕事が忙しいので、旅に出るとしたら10月末以降になりますが……

もしバカンスに出られたら、そのときはもう

”食事を恐れ、太ることを恐れ、過食衝動を恐れて、振り回されている私”

なんかじゃない私で出かけたい!!

 

強く強く、そう思いました。

そう思えたら、ちょっとパワーが出てきた。

 

思ったからって、すぐ治るわけじゃないのはわかってる。

でもこの病気は「どうしても治したい」って強い気持ちでいないと、治らないんじゃないかなと思うんです。

治す=マトモに食事する=太ってもいいって思う、ことだから。

太りたくない気持ちがあると「いっそ、治らないほうがいいかもしれない」って思うこともある。

 

そんなとき、味方になってくれるのが、こういう「少し先の未来像」かもしれません。

 

そんなに一気に「太ってもいい」って開き直れないけど(笑)

でも、こういう未来像がパワーとなって、私の場合は「糖質量の制限をちょっとゆるめてみよう」くらいは、思えるようになってきました。

 

しばらくの間、楽しかったハワイ旅の写真を壁紙にして眺めようと思います。

母にも「久しぶりにハワイに行きたい」って言ってみようかな。ひとり旅じゃなくて、家族旅行がしたいです。

 

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