3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

小林麻央さんの言葉と、闘病における家族の愛

小林麻央さんが亡くなられました。

世代の近い彼女、闘病を綴ったブログをよく拝読して、どうか少しでも長く…と思ってきたので、昨夜は号泣してしまいました。

 

ブログを通して伝わる人柄が、性格が、似たところがあるような気がしいていたから。

 

頑張り屋で、しっかり者で、優しくて、人への愛がいっぱいで、

だけど、なんだか甘え下手。

大事な人たちを気遣いたくて、ちょっと無理をしてしまう。

自力なんとかしようともがいて、なんともならないと自分を責めて、ギリギリでようやくヘルプを出す人。

 

直接知ってる方ではないから、思い込みかもしれないけど……

ブログを読むたびに「そんなふうに気にしてしまう心、よくわかる」って共感してた。

私がまだ、摂食障害を自覚する前から。

 

さっき、ブログを読み直していたら、こんな投稿を見つけました。

ameblo.jp

どんなにつらくても、苦しくても、
誰かがその様子をみて
何とかしてくれたり、
助けてくれるわけではない、
 
自分から、何がつらいのか
何が苦しいのか、何を助けて欲しいのか
を伝えて、
 
教えてください
助けてください
 
と口に出すことが大切だと改めて
感じています。

 

病気の内容は異なるけれど、病になったときにこれほど人にヘルプを出すことが大切だとは、私も思ってもみませんでした。

もちろん病気の内容も重さも……まったく異なるのですが、それでも「病んでしまったら、ひとりじゃ踏ん張れないことに気づく」というのは同じなのかなと思います。

 

ひとりで強がってしまう性格だから余計に。

 

最近、母に摂食障害をカムアウトしたのですが、それ以来、毎日電話をくれます。

 

「あなたは頑張り屋だけど、昔から愚痴や相談をほとんどしなくて、心配なときがあった。親なんだから、何でも話していいのよ」

 

そう言って電話をかけてきてくれます。

でも、病気のことにはあまり触れなくて、ほとんど雑談。

あと「ストレスは溜まってない? ママも言うから、あなたも言うのよ」と言って、ちょっと聞いてよ〜的なトークが中心です(笑)

あえて病気の話ばかりせずにいてくれてるのが、本当にありがたいです。

 

「いい歳をして、親と毎日連絡取って、頼って心配かけて情けない」

と人から思われるんじゃないかって、前は怖かった。

でも、麻央さんと同じで、私も病気になってようやく人に甘えるとか、人を頼るとか、できるようになりたいと思えるようになりました。

それができないから病んだわけだしね。

 

今は「人にどう思われてもいい。まずは家族から、しっかり信頼して、甘えさせてもらおう」と思っています。

 

麻央さん、どうかどうか、安らかにお休みください。

あなたの言葉を、これからも病気と歩く人生のなかで、折にふれて拝読し、思い返していきたいです。

ご冥福を心より、お祈り申し上げます。

 

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