3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

回復への試行錯誤②罪悪感の少ない食材を探る

私はかなり厳密な糖質制限をしてきたので、過食モードに突入すると普段はありえないほど、高糖質なものばかり欲する傾向にあります。

 

しかも、ここ↓でも書きましたが、甘いもの三昧(汗)

keyonadiet.hatenablog.com

 

摂食障害を自覚し、この病を経験された専門家たちの本を読んでようやく

「体が飢餓状態になっているから、足りていない栄養成分で体を満たしてあげない限り、過食衝動はなくならない」

ということは理解できましたが……

 

なにしろ「1日あたり糖質20gを目指す、最悪でも60gまで」なんて生活をしてきたので、急に「よし、たっぷり糖質を摂るぞ」なんて無理がある(汗)

それに、まだ太るのが怖いので、無理やり摂取してもどうせ吐いてしまうと思う。

 

とはいえ……いつまでも過食嘔吐を続けたくはない。

体への負担はもちろんだけど、吐いたあとの自己嫌悪は本当につらい。

 

そこでいろいろ考えて、最近やってみたのがこちら。

 

●今まで禁じてきた、糖質の高い食品リストを眺めてみる

●そのなかで「これならまだ、糖質が低め(いや高いんだけどね!)で、罪悪感が少ない」ものを挙げる

●そこからさらに「これを食べると、私は幸せな気持ちになるな」って大好きなものを、感覚的にセレクトする

 

私の場合はこうなりました。

 

【私が幸せな気持ちになれる、高糖質な食べもの】

じゃがいも⇒とくにマッシュポテト、ポテサラが最高(ポテトフライはいらない)

とうもろこし⇒コーンポタージュスープや、コーンのバター炒め、マッシュしたコーン

いちじく⇒ドライいちじくとハードチーズを一緒に食べるのが好き

ジャスミンライス⇒ガパオライスや鶏飯LOVE

 

落ち着いて考えてみたら、これだけあれば割と幸せなことに気づいたのです!

不思議なことに……過食モードのときに詰め込んでいる小麦系の甘いもの(菓子パンやチョコクッキー)は、あまり私をハッピーな気分にしない。

罪悪感が強すぎるし、平常心のときは別に食べたいとも思わない。

 

選んだ食材はどれも、高糖質ではあるけれど、たとえば中サイズのじゃがいも(未調理)1個やホール缶のコーンって、食パン1枚よりはるかに低糖質。

いちじくは糖質が高いけれど、一気にたくさん食べることはないし、食物繊維カリウム、ミネラルなど、栄養価が豊富。

タイ米は糖質高いけど、いつもいつも食べたいわけじゃないので、たま~にならいいかなって。

 

あとは今まで通り、低糖質食材(鶏肉やラム肉、ホタテ、シーザーサラダ、枝豆、白ワイン)があれば満足だな、と思ったのです。

もともと、こんなに厳しい糖質制限が続けられたのって、これら「低糖質食材」に好物が多かったというのもあったので。

 

それで今、試しているのが、糖質制限を少しゆるめて、これらの食材については「食べていいよ♡」って自分に許すこと。

 

前は注文時に「いりません」って言っていたけど、

ローストビーフに添えられたマッシュポテトや、ランチコースについてくるコーンクリームスープ、チーズに添えられたドライいちじく……

どれも断らず、積極的にいただいてみる!

 

まだ過食嘔吐は続いているけれど、これらの食材を生活に摂り入れただけで、過食時に食べる量が減ったことに気づきました。

それってもしかしたら、ちょっと体と心が満たされてるからかな、なんて。

 

あと、チョコ味のものがほしくなりそうなときは、カロリーメイトを活用しています。

1本あたり糖質10gとカウントしやすいし、喉につかえるからあまり大量に食べられないので(笑)

たまに朝に食べると、チョコ味を食べたな~って満足できる。

 

まだまだ、探っている途中ではありますが……

じゃがいも、とうもろこし、いちじくを食べられると思っただけで幸せ。

その感覚も、治していくためには必要なのでは、と感じてます。

 

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