3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

2回目の診察@心療内科/私が「本当に送りたい毎日」って?

今日は心療内科、2回目の診察でした。

次回から、本格的なセラピー(NLPセラピー)が始まります!

 

その前哨戦として…先生の診察。

先生はとても優しくて、小さな子供に聞かせるようにかみ砕いて話してくださる(涙)

 

今日、言われた言葉でズンッと胸に響いたものがありました。

 

「あなたがこれから『なりたい私』って、どんな私ですか?」

「あなたが『本当に送りたい毎日』って、どんなものですか?」

 

それについて、次回以降のセラピーで本心を解きほぐしていくそうなのだけど…

私は瞬時に「私が本当に送りたい毎日」の絵が浮かんでしまった。

 

それは、

お日様の下、テラス席(または公園の芝生の上)で、

気持ちのよい日差しを浴びながら、

おいしいバゲットをスライスして、

おいしいハムとチーズを挟んだサンドイッチを手にし、

もう片方の手に、おいしい白ワインを持って、

くつろいだ笑顔を浮かべている私の姿。

 

それは、かつての私の姿なんです。

人から「え~、そんなに食べるの?」「食べすぎじゃない?」と言われても、大好きな食べものだから、食べたかったから、食べていた。気にしなかった。

笑顔で好きなものを食べ(もちろん、たまに「食べすぎた!」と言って、軽く節制するけれど)決して「食べること」に罪悪感なんてない。ましてや「空腹でいないと怖い」なんて気持ちもない。

そんな、健全な姿の私でした。

 

それを瞬時に思い浮かべ、思わず涙ぐんでしまった。

私ってそんなに無理してたんだなあって。

ピクニックも好きだし、テラス席でのランチも好き。

でも、思い返したら、ここ数年はずっと、ずうっと……我慢してた。

 

「リエットは、パンにつけて食べちゃダメ」

「キッシュは、パイ生地を外して食べないと」

「添えてあるリゾット、どうしよう……残すしかない」

「デザートは禁止! 代わりにチーズを頼んでごまかそう」

「あ、そのとき、バケットいりませんって言わなくちゃ」

 

そんなふうに我慢して(なんと海外旅行に行ったときも我慢して)きた自分が、走馬灯のように蘇って、泣けてきました。

こんなに「好きなものを、好きじゃないふりをしてきた私」がいたなんて。

 

だから、先生から「なりたい私」「本当に送りたい毎日」って言われたとき、瞬時に浮かんだのが、なんにも我慢せずに、大好きなものを笑顔で食べてる私だった。

だって、食べることが大好きなんだもの。

 

本当はここで、食に関係のないものを思い浮かべていたら、もっと楽なのかもしれません。

でも私はたまたま、食べることが好きだった(仕事も食に関連しています)。

 

再来週から、セラピーを通して「なりたい私」「本当に送りたい毎日」を深堀していくことになります。

パっと思い浮かんだこのイメージが、セラピーを通してどう掘り下げられるのか?

 

前途多難な気もするけど、楽しみでもあります。

またレポートします!

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 過食症・過食嘔吐へ
にほんブログ村