3歩進んで2歩下がってもいい~ダイエットと摂食障害と素直な心

大好きなダンスをもっと上手に踊りたくて、糖質制限ダイエットを始めたらつい行き過ぎて、摂食障害を患ってしまいました。今は治すためにセラピーを受けながら、健康的なダイエットを模索しています。日々「私ってこういう人間だったんだ」と、病気から学ぶことがたくさん! 回復記録、揺り戻し記録、克服のヒント、素直な気持ちを書き綴っていきます★

摂食障害を自覚するまで②初めて「帳尻合わせ」をした日

前回はこちら

 

初めて過食嘔吐したのは、ダイエットを始めて3カ月くらいしたころ。

 

毎年楽しみにしているビールフェスがあって、その日も楽しみに出かけたものの…

そういえば、糖質制限してると、ビールもポテトもNGで、ドイツ料理楽しめないことに気付きました。行ってから(笑) 

 

糖質制限してると食べられるものが少ないなぁ」

なんて思いながら、なんとか見つけたドイツワインを飲み、お肉料理メインで食べて楽しんでいたのですが、ちょっと飲みすぎた(友達もかなり酔ってた)。

 

すでに満腹になっていたのに、帰り際に「半額ですよ!」の声に誘われ、目についたソーセージやチーズフライやポテトフライを買って帰りました。

そのときは、純粋に「明日、温めても食べられるものね」と考えていました。

 

だけどやっぱり出来立てがおいしいってことは、わかってる。

そんなわけでホロ酔いで帰宅した私は、いいにおいのするパッケージを開けて、ちょいちょいつまみ始めました。

 

いま思えば、このころはまだ「過食」というほどじゃなかった(全部食べ切らず、つまんだ程度)のですが、気づいたら満腹にもほどがあるほどお腹がふくれ、しかも禁じていたポテトや揚げ物も食べてしまったことに焦り……

酔っていた勢いもあって、つい「吐いてなかったことに」と思って、実行しました。

 

それまでの人生、ダイエットを気にしていた時期、自分から吐いた経験はありました。

ただ、それは「友達と食べすぎて、やばいと思って一回吐いた」というもので、習慣的なものではありませんでした。

 

過食嘔吐が習慣化する、なんて発想もなく、軽い気持ちで吐いた。

だから、まったく後悔もなく「もったいないことしちゃったな」くらいでした。

実際、この体験のあともすぐには習慣化しませんでした。

 

とはいえ、吐いた。

吐いて、なかったことにできると思ってしまいました。

しかも、かなり軽い気持ちで、後悔もなく。

 

振り返ってみると、この最初の体験がじわじわと私を「習慣化する過食嘔吐の道」に運んでいった気がします。

 

続きはまた次回に!

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